稲毛海岸で歯医者をお探しなら、寒竹歯科医院へ。一般歯科をはじめ、インプラント、入れ歯、歯周病治療、ジルコニア、セラミックなどの審美治療など、各種治療に対応。

歯周組織再生医療

歯周組織再生医療

歯茎は再生医療で再生できる時代

こんな症状でお悩みの方が対象です

こんな症状でお悩みの方が対象です

  • 歯茎が腫れて痛い
  • 歯茎がグラついているが、抜歯したくない方
  • 歯周病を予防したい方

※上記に該当するすべての患者さんに適用できるわけではありません。
患者さんのお口の状態によっては適用できない場合がありますのであらかじめご了承ください。

歯周病治療

歯周病治療には大きく分けて基本治療と外科治療の二つがあります。

基本治療
  • 歯磨き指導
  • 歯周ポケットのプラーク・歯石除去など
外科治療
  • 歯周外科治療:フラップ手術(歯肉剥離掻爬手術)など
  • 歯周組織再生療法

外科治療にはさまざまな方法がありますがフラップ手術における有効な歯周組織再生療法として「リグロス®」の使用があります。

フラップ手術:基本治療で歯除去できなかった歯周ポケットの深いところに存在するプラーク・歯石を除去するための外科治療の一つ(歯肉剥離掻爬手術)

リグロス®による歯周組織の再生【保険適用】

さまざまな歯周組織再生療法がある中で唯一保険適用となるのが、歯周組織再医療薬「リグロス®」という薬剤を使用する歯周組織再生方法です。
この成分は、すでにやけどや床ずれなどの治療に使用されており、2017年に厚生労働省の認可を受け、保険適用で使用できるようになりました。

フラップ手術で、プラーク・歯石などを取り除いた後、歯槽骨の欠損部分にリグロスを塗布し、歯周組織の再生を促します。
リグロス®の成分は細胞を増やす成長因子で、この作用により歯周病で破壊された歯周組織の周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作り細胞に栄養を送り込み、再生を促進します。

詳細はお気軽にお問い合わせください。
その他の再生治療については下記をご覧ください。

歯周病で下がった歯茎や骨を再生したい!

歯茎だけでなく、歯を支える骨にまで影響が及ぶ歯周病。歯がグラついてしまった方や、歯周病によって歯を失ったという方は、決して少なくありません。
今回は、歯周病によって失われた骨を再生させる再生医療を用いた最新の歯周病治療についてまとめました。
歯周病にお困りの方や不安な方は、ぜひ、参考にしていただければと思います。

歯周病によって歯茎や骨が下がる原因

歯周病の歯歯周病は、歯と歯茎の隙間に詰まったものから出る毒素などによって、歯を支える骨や歯茎に炎症が起き、病状が進行すると最終的には健康な歯が自然と抜けてしまう恐ろしい病気です。
重度の歯周病になると、細菌の出す酸によって顎骨が溶かされはじめ、同時に、顎骨の上に被さる歯茎も下がるため、見た目にも変化が生じます。
日本人の35歳以上の8割が歯周病に罹患しているといわれていますが、重症になるまで自覚症状が現れることは、まれです。
日頃の予防に加えて定期的な検診を行い、早期発見、治療を行うことが重要です。

失った骨や歯茎が戻るかも!?

それを可能にする再生医療を用いた最新歯周病治療

最新歯周病治療
歯周病に対する処置として、歯茎を切開し、根っこに付着した歯石や細菌感染のある骨を除去する方法がありますが、顎骨の量を元に戻すことは難しいとされていました。
近年、新たな治療方法として再生医療の技術が注目されています。
人体は約40兆個の細胞で構成されています。その細胞の中で将来、我々の歯、歯茎、骨となる大元の細胞を幹細胞と呼びます。その幹細胞が分化、増殖を繰り返し、人体のすべての臓器をつくっていきます。

寒竹歯科医院で行っている再生医療は、幹細胞を培養という操作で増やす際に、副産物としてでてくる上澄み液(培養上清液)を使用しています。培養上清液中には、人体のダメージを受けた部分を早期に回復させることができる様々な成長因子などが含まれており、活性力の強い元気な幹細胞から排出される成長因子は、歯周病に効くといわれている物質も含んでいます。寒竹歯科医院では、ヒト脂肪幹細胞(間葉系幹細胞)由来の培養上清液を用いた歯周組織再生医療を行っています。
胞培養上清液を患者さんの歯周病で弱っている部分に使用することで、本来備わっている骨の再生能力を促す方法です。
治療手順は、まず麻酔を行い、歯茎を切開します。根っこに付着する歯石や細菌感染の見られる部分を除去し、清潔な状態にした後、培養上清液を移植します。その後、切開した部位を縫合して終了となります。

寒竹歯科医院の再生医療で作った骨

黒く骨がなくなっている部分が再生医療で白く骨が回復しています。

再生医療で作った骨

培養上清液とは

幹細胞は、様々な細胞に分化する能力(多分化能)を持った特殊な細胞で、再生医療に用いられ、様々な難治性の病気に対する効果が期待されています。
この幹細胞を培養するときに、幹細胞は約500種類の成長因子、免疫調整因子、抗炎症性因子、神経再生因子などを分泌します。
分泌液の中には「サイトカイン」と呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれて、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たします。この分泌液が上清液です。
培養上清液は、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、美容効果や様々な病気の症状の改善の可能性が示唆され、新たな治療材料として、期待されています。

培養上清液に期待される効果(動物実験などによる報告からの推察)

  • 骨再生作用:骨粗しょう症、歯肉炎(歯槽骨の再生)など
  • 抗炎症作用:障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果など
  • 血管再生・血管新生作用:動脈硬化性病変の改善・進行予防、EDの改善など
  • スカベンジャー(活性酸素除去)作用:疲労回復、生活習慣病予防など
  • 免疫調節作用:アレルギー疾患、自己免疫疾患など
  • 神経細胞修復・再生作用:脳梗塞、脊髄損傷など
  • 美容作用(シワやたるみの改善)、増毛・育毛作用:各種成長因子による
  • 体内の幹細胞分化促進作用:自己再生能力の誘導など
  • 組織修復作用:肝障害、間質性肺炎など
  • 培養上清中のエクソソームによる作用:がん細胞の増殖抑制・転移抑制の可能性

寒竹歯科医院では、主に歯周病治療や歯茎の再生医療などに対し、ヒト脂肪幹細胞由来の培養上清治療を行っています。

通常は抜歯になってしまうような歯を残せるように、また、抜歯になってしまった歯でも、その後の治療がスムーズに進むように、スタッフ一同尽力し研鑽を積んでいます。

「もう抜くしかない」と言われた方、ご興味のある方はお気軽に当院までお問い合わせください。

歯周組織再生医療 標準料金(税込) 11万円 ※治療方法により料金は変わります

静脈内鎮静法を併用した治療について

点滴により鎮静薬を入れます当院では歯科治療でも広く使われ、後遺症などが少ない鎮静方法「静脈内鎮静法」をおこなっています。
この静脈内鎮静法は鎮静薬を静脈に点滴し、半分眠っているような状態をつくることで、痛みや不安・恐怖心を和らげる効果があります。

静脈内鎮静法についてはこちら

歯のことでお悩みの方はこちら TEL 043-278-6482 診療時間 9:30~19:00 土日は17:30まで

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