食育と歯の関係性

こんにちは。寒竹歯科医院です。

4月19日は「食育の日」です。栄養補助食品「ミキプルーン」などを販売する三基商事株式会社が、より深く「食育」を考え、実践する機会になるようにという願いを込め、「しょくいく」の語呂と合わせて4月19日に制定しました。
4月19日以外にも、食育を推進するための国民運動として毎月19日が「食育の日」、毎年6月は「食育月間」となっています。

食育とは

食育は、健全な食生活を送れる人間育成を目的とした運動で、食に関する正しい知識と、適切な「食」を選択できる力を習得することが目的です。
食育の起源は、明治時代に活躍した医師・石塚左玄(いしづかさげん)が記した「体育智育才育は即ち食育なり」という言葉です。石塚左玄は、栄養学が学問として確立される前から、食物と心身の関係や食育を提唱しました。

バランスの良い食事を意識しよう

バランスの良い食事といっても「何を参考にして良いか分からない」という人や、「ついつい好きな食べ物ばかり食べてしまう」という人も多いのではないでしょうか。
バランスの良い食事のコツは、食べ物を「主食(パン・ご飯など)」「副菜(野菜・きのこ・いも・海藻など)」「主菜(肉・魚・卵・大豆料理)」「牛乳・乳製品」「果物」の5つのグループに分類することです。これによりバランスの良い食事がとれるようになります。

よく噛んで食べる習慣の大切さ

よく噛むことで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことができます。また、唾液の分泌が促進されるため、口腔内の自浄作用が働き、むし歯や歯周病の予防につながります。

食生活を見直して健康な毎日を

食育を意識したバランスの良い食事と、よく噛んで食べる習慣は、健康な体と歯を守るために欠かせません。食育の日をきっかけに、毎日の食事を見直し、健やかな生活を送る第一歩を踏み出しましょう。